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【ライフハック】トラブルごと楽しもう!障害児と行くグアム旅行記(2016.05.09更新)

2016.03.10〜03.14まで家族総出で4泊5日でグアム旅行へ行ってきました!

実は我が家…5回目のグアム旅行。末娘のうららが産まれてからは3回目。そこでこれまでは旅行会社のツアーに申し込んでいましたが、初の個人手配に挑戦しました。

障害児を連れての海外旅行ということで、なにかお役に立てれればいいな…そんな想いで、旅の思い出を記事にしてみました!

初めての個人手配は意外にスムーズ!

まずは往復航空券を購入

個人手配では、まず往復航空券の購入をします。その後、泊まるホテルの予約。ホテルのプランで空港までの送迎をつけるか否か、朝食をつけるかどうかなど、お好みの条件でプランを予約していきます。

今回、我が家では、HISの格安往復航空券を旅行予定日の2ヶ月半前にネットで注文。
この時点ではまだJALの航空券も販売してたので初JALにしました!!

お次はホテルの予約

無事に航空券が購入できたら、次はホテルの予約です。

今回は私の両親も一緒に行くことになっていたので、母の希望でグアム ホテルニッコーのコネクティングルームを2部屋予約しました。

オプションプランで

  • 空港までの送迎付き
  • 毎朝食付き

ニッコーだったのでプランを選ぶときから予約後まで、メールのやり取りが全て日本語OKだったので、安心してやり取りができました。

JALのホームページから障害者向けの冊子がダウンロード可能

こんな感じで予約を済ませましたが、念のため、JALにもホテルにも娘が知的・身体ともに障害があることを事前に連絡しておきました。

JALにはホームページを見ると、『障害のある方へ』というページがあり、そのページ内にさらに『知的障害、発達障害のある方へ』というページがあって、「必要とすることはお申し付け下さい」と記載されていて、このような冊子をダウンロードできるようになっています。

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▲言葉による説明よりも視覚からの情報が入りやすい我が子に、事前に旅行のイメージを伝えるのにとても役立つ冊子でした。

 

そして迎えた旅行当日

JALカウンターで搭乗手続き

空港へ到着、搭乗手続きを済ませるためにJALカウンターへ行くと、担当してくださった方がすぐに末娘の今日の体調、機嫌について問題がないかどうかを聞いてくれて、「何かお手伝いがあれば何なりとお申し付け下さい。」と一言。
こういう配慮って本当にありがたいと、ちょっと感動しちゃいました。

搭乗はスムーズ!

搭乗時間になりましたが、伝えれば先に搭乗させてもらうことできましたが、待つことが苦手なうららにとって、搭乗してから出発までの時間が少しでも短い方がいいかなと判断して、通常通りに搭乗しました。

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▲搭乗前は飛行機を見て大興奮の末娘。これから乗るよ〜と言うとジャンプして喜んでおりました。

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▲そして無事搭乗。窓際の席ではなくあえて大人2人で挟んだ状態で真ん中の席に娘を座らせました。

離陸時は大喜び!

さて、これでどこまでおとなしくできるのか…。
前回の旅行はまだ3歳だったし、そこまで多動傾向も強くなかったので、今回はかなりドキドキ。

飛行機の環境になれず、きっと本人もドキドキしてたのでしょうね。意外にもいい子ちゃん!
いざ離陸するときゃっきゃと大喜び!ほどよくテンションも上がってるし、座席1つずつにモニターも付いているので子供向けのビデオを流してあげるとさらにイイ感じ。

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そうこうしていると機内食が運ばれてきて、ますますご機嫌。ちゃんと座っていられました。ここまでは…

飛行機の中でじっとしているのはやっぱり大変!

それからですね〜そりゃ〜そう上手くはいかない。(笑)

グアムまでの飛行時間は約3時間半。
離陸してから、座っていられたのはなんだかんだで2時間くらいでした。

そのあとは、もう動きたくて仕方ない。
何とか脱走しようとあれやこれやするので、トイレへ連れていってみたり、おもちゃで気を紛らわせてみたり…。

着陸前の30分くらいはシートベルト着用サインが出て、もう何がなんでも座ってなければならない状況。その30分はこちらも必死になだめたりなんだりで、やり過ごしました!

でも、飛行機が下降するにつれて機体が揺れたりするのですが、その感覚が楽しいのか大喜び。最後は機嫌よく着陸まで着席したままいられました。

以上、2016.03.24公開

グアム空港到着!!試練の入国審査

何とか3時間半の飛行時間をやり過ごしてグアム空港へ到着!!
飛行機から降りると暖かい空気がモァっと感じられ、お!!これぞ南国!!末娘もきゃっきゃ喜んでました。

 

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しかし、ここからまたひと波乱。入国審査であんなことこんなこと!

まずは入国審査、毎度のことですが行列です…

人の流れに乗って進んでいくと…

毎度のことではあるのですが、とにかくすごい人だかり!
同時間帯に到着する飛行機はほかにもありますし、そりゃ〜仕方ありません。

イメージとすると…ディズニーランドの2時間待ちの人気アトラクションで、最後尾はこちら…といったところでしょうか。

求めれば配慮してくれることもある!?

前回は家族だけの旅行だったので空港の方につたない英語で
「娘は障害があります。長い時間が待てません。」
と伝えたところ、ファーストクラスの方が使う入国審査の列に案内してくださったのでほんの数分で入国でき、これは対応してくれた人による好意によるものだったのか、とても助かりました。

やっぱり並ぶのは苦手、本人も家族もイライラピリピリ

しかし、今回は私の両親、叔母も一緒なのでどちらにしても待たなければならないからと、通常通り並びましたが、これが試練の始まり。

ロープで通路を作ってあるだけですからね〜。隙あらば脱走、とにかく逃げようとする。そのため、抱っことおんぶの繰り返し。末娘、5歳ですが19キロありますから親も大変!どんどん機嫌も悪くなるし、家族だってピリピリしてきちゃうし。気を紛らわすにも限界がーーー。
ここが一番の難所でしたね。振り返ってみても。

結局この入国審査の手続きにかかったのは1時間半!!いやぁ大変でした!

 

タクシーでホテルへ、そしてチェックイン

空港から出るとホテルからのお迎えのタクシーが2台待っていてくれたので、すぐに荷物を積んでもらい、ホテルへ。

ホテルに着いた時にはすでに夕方の17:00を回っていました。

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ホテルのチェックインももちろん、普通に日本語で大丈夫でしたのでとてもスムーズでした!

子供たちは夕方なのに、どうしてもプールに入ると言い張り、末娘も一緒にジィジに連れて行ってもらい満喫しておりました。

夕食は事前予約の店へタクシーで

今回の旅は前述の通り、個人手配だったので、予約をする段階で到着当日の夕飯と翌日の次男の誕生日のパーティーを兼ねた夕飯は予約しておきました。ということで、到着当日は19:30にホテルへお迎えの車が来て、そのままBBQのお店へ!

いやぁ、予約しておいて正解!!めちゃくちゃ混んでました。

さて、問題の末娘ですが、今回は大好きなジィジが一緒だったので、基本的にジィジにベッタリ。食事をするのも必ずジィジの隣で、母はホントに大助かりでした!

ここのBBQのお店は海岸に面しているのでちょっと心配はしていたのですが、海へ行こうとすることはなかったです。

ただ、お腹がいっぱいになったらジッとなんてしている訳がない!さすが多動児!!ということで、目を離すとすぐにどこへでも〜

おそらく、初めての場所を警戒するということは全くなくて、むしろ次から次へと珍しい物が目に飛び込んできて、気になって仕方ない!という感じなんでしょう。

まぁ、そんなんですから私自身がゆっくり食事ができるはずもなく…。
でも、わたしも慣れたもんですし、そんなことでイライラはしませんよ。しっかりちゃっかりビール飲み放題で常夏満喫!

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そんなこんなで、末娘もデザート食べたり、相変わらずウロウロしたりしながらも、無事に夕飯を済ませ、お店の車でホテルまで送ってもらい、到着当日は終了〜!

 

元々、睡眠障害とてんかん発作があるため、入眠剤の投薬が毎日欠かせない末娘。興奮して今夜は寝付けないんじゃないかと心配していましたが、いつものお薬を飲ませたら、あっという間に眠りにつきました。

さあ、次の日も予定はギッシリ!!プール&海三昧です!!

以上、2016.04.02更新

そして迎えたグアム2日目!

アンジェルマン症候群の特徴として「水」に対しての執着が強い。というのがあります。水への執着=水遊びが大好き!!

そんな末娘、常夏の海プール三昧なんて大喜びするに違いない!!!ということで、2日目はがっつり海プール三昧の予定にしました。ホテルの朝食はパンが大好きな末娘には大ヒットでした。

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▲すでに洋服の下に水着着用!

さぁ、思いっきりプールで遊ぼう!目的地は『ターザ』

朝食を済ませて、ホテルを巡回しているトロリーバス(6歳までは無料)に乗って、目的地である 『ターザ』へ!

子どもたち、それぞれ自分の遊びたいプールへ行って遊んでいました。

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『ターザ』(外部リンク)>>http://www.guamplaza.com/tarza-waterpark

このターザで思わぬ出会い

プールバレーができるプールを通りかかると、ちょうど日本から来た大学生の団体(卒業旅行)が、チームに分かれプールバレーをやっていました。それを見ていた我が家の子どもたち、その大学生に声を掛けてもらい、チームに混ざって一緒にプールバレーを楽しむことができました。

私は末娘と一緒にプールに入る階段のところに座って、しばらくの観戦していたのですが、そこへ休憩へきた大学生の1人が末娘に「何歳?」と声を掛けてくれて、末娘は手をパーに開いて見せていました。

そこで私がフォローを入れ「5歳って見せてます。娘は障害児なので喋ることができないんです」と。

そしたら、なんとその大学生。聞けば養護学校の教員になるための専攻をした学生さんだったんです。なるほど〜、どうりで子どもたちへの対応も上手だし、末娘に対しても、とてもナチュラル。びっくりして思わず「何かのご縁ですね〜。いつか先生としてお逢いできるかもしれないですね〜」なんて、 ちょっと嬉しい出会いでした。

お次はホテルのプライベートビーチで海三昧

プールを出たのが、14:00頃。一旦、ホテルに戻り、今度はホテルの前のプライベートビーチへ。

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残念なことに、我々がプライベートビーチへ着いた時間は、ちょうど干潮。ただでさえ遠浅の海なのに、どこまで行ってもスネあたりまで。とてもシュノーケリングができる状態ではなかったので、海は諦めホテルのプールへ移動。

今日は次男の誕生日。予約していたレストランへ

そしてホテルへ戻り、出かける支度をして予約しておいたレストランへ。

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▲ロブスター&グリル

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この日はちょうど次男の誕生日。

生バンドの演奏でhappybirthdayを歌ってもらい、次男は大喜び。末娘もとっても楽しそう!!

もちろん、うららはお腹が満たされればウロウロ。でも生バンドのおかげで音楽にも気になるし、でもちょっと怖いし…という感じで、こちらのお店での多動はそれほど出ませんでした。おかげで母は次男の誕生日にかこつけて美味しくビールを飲ませてもらいました。

そして2日目もホテルに戻るや、疲れ果てた末娘は自らベットへ潜り込み就寝。

さて3日目は朝からレンタカーを借りて島内巡りと買い物です。

以上、2016.05.09更新

【続く】

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