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【取材file】一軒家にお引越し!”楽しい”をモット-に子どもの成長に寄り添う障害児通所支援事業所『Joy(ジョイ)』/合同会社with

今回お邪魔したのは、2017年8月に横須賀市池田町に移転オープンした障害児通所支援事業所『Joy』さん。

以前取材させていただいたのはおよそ2年前。
思いはそのまま、より子どもたちがのびのびと遊べる空間で新しくスタートした『Joy』をご紹介します!

2015年8月取材の記事はこちら>>【取材File】遊びを通して子どもたちをサポート!障害児向けのデイサービス  Joy(ジョイ)

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明るくて広い!3階建ての一軒家にお引越し


▲3階建ての一軒家を事業所として開所しました


▲もともと2世帯住宅として使われていたため、玄関は2つ。利用者さんとスタッフとで使い分けています


▲玄関を入ると可愛らしい絵がお出迎え。Joyのお子さんの作品です

こだわりのインテリアやデコレーションがいっぱい!遊びスペースを見学[1-2F]

お部屋の中に入ってまず目を引くのは内装の可愛さ!取材時は10月ということで、ハロウィン仕様になっています。


▲おばけかぼちゃのちょうちんやガーランドが気分を盛り上げてくれます

1Fフロアでは未就学の児童発達支援のお子さんが過ごすことが多いです


▲柱には怪我防止のクッションシートを貼っています。レンガ調のデザインがお部屋に見事にマッチ!

[st-kaiwa1]奥にはゴロンとなれる畳スペースもありました[/st-kaiwa1]

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▲2Fへ続く階段で見つけた「JOY」のモチーフ。こんなところにもセンスを感じます

2Fフロアは主に小中学生が放課後等デイサービスで利用します


▲壁にはJoyに通う子どもたちの写真。年度ごとに新しいものを作って貼るので、数年後には壁いっぱいになるかも!?


▲窓のような空間がぽっかりあいた、なんだか不思議なこの柱。意図せずできてしまったそうですが、子どもたちはいろいろな発想で楽しんで遊んでいます!


▲なにげなく敷かれているカーペットにも遊びの要素たっぷり


▲カラフルな掛け時計は数字が苦手でも色で示せるすぐれもの。いろんなお部屋に同じものがあります。
右の棚には防災頭巾を置いています。


▲こちらはキッチン。遊んでいる子どもたちを見渡しながら作業ができるから安心


▲トイレには、一軒家では珍しい立ち便器が!
実はここ、もともとは浴室だったところをリフォームしたんだそう。

 3Fには面談室や書庫があります


▲ちなみに子どもたちは上がらないよう、階段のところに「いきません」の看板を置いています


▲面談室。ソファーはスタッフの方が一目ぼれして購入!


▲こちらは更衣室。主にスタッフの方が利用します。

事務作業をするお仕事スペースは1Fに


▲キッチンやシャワールームもあるので快適に働くことができます

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スタッフの皆さんにお話を伺いました


▲管理者である鈴木さん(写真左)をはじめ、スタッフの皆さんと。お揃いのTシャツが可愛いですね!

ずばり、移転したきっかけは?

開所当時から来てくれているお子さんたちが成長していくにつれて、手狭になったというのはあります。
高学年になるとお子さん同士の相性もはっきりしてくるので、一部屋だと限界があるし、部屋を増やして空間を分けてあげられたらいいなという思いがありました。

一軒家にして良かったことは?

自分たちで思うように改修できたことはよかったですよね。壁をなくして、スペースを広くとったり。
あと、以前のところだと駐車場が離れていたのでお子さんが車を降りて走っていってしまう危険があったんですが、今はすぐ隣にあるし車の通りも少ない住宅街なので、ずいぶんラクです。

広くなったことで、私たちも支援がしやすくなったし、子どもたちも活発になってくれたような気がします。
お部屋の中で走り回るだけでも、ちっちゃい子なんかは結構な運動量になりますし、男性スタッフが体を使った遊びを思いっきりしてくれるので、ね!

 

任せてください!(笑)

 

お庭があるので、夏はプールを出したり、遊びの選択肢が増えたことも嬉しいですね~。
近くには公園があったり幼稚園があったり、常に賑やかな子どもの声が聞こえてくるような場所なので、近所の方の理解もあって、環境もとてもいいです。

現在、Joyに通っているお子さんは?

児童発達支援と放課後デイ合わせて27名のお子さんが利用されています。
下は2歳から上は中学2年生までいますが、割合的には小学2~3年生が多いです。

Q.新規の受け入れは?
基本的には、新規の受け入れは小学3年生までとさせていただいています。
1日の定員が午前午後合わせて10名なので、曜日によっては若干の空きはありますが、既存の利用者さんのご希望に添える範囲での受け入れになります。また、送迎に関してはスタッフが限られているため、調整が難しい場合があります。

Q.いつまで見てもらえるんだろう?
一度入ってくれたお子さんに対して、いつまでという期限はありません。
今中学生のお子さんがいらっしゃいますが、中学を卒業したらここもバイバイ、なんてことはしたくないので、何らかの形で、支援をしながら寄り添っていきたいと考えています。

お子さんを支援するにあたって大事にしていること、思いなどを聞かせてください!

名前のとおり、楽しい場所であってほしいなと思います。
学校のようなお勉強は特にしていませんが、生活する上での基本的なことだったりお友だちとの接し方だったり、ダメなことはダメと言うし、ちゃんと怒る。いろいろなことを、楽しい中で覚えてもらえるように工夫しています。

うちにきたことで、こんなことができるようになった、っていうことが1つでも増えてくれたらいいなと思います。

小さい頃からみさせてもらっているお子さんなんかは、本当に私たちも一緒に成長してきたという感じ。
ちょっと先の将来を想像して「この子どんな大人になるのかな?」と楽しみにしながら支援をしています。

この先も、お子さんの成長に寄り添わせてもらいながら、関わっていけたらと思います。

いろいろなお話、ありがとうございました!

【おまけ】Joyに通うナツは… (by reiko)

現在小学2年生・ダウン症のナツも週に1回通っています。

母の私としては、ナツが学校で頑張っている分、放課後の時間はリラックスして楽しくのびのび過ごしてほしいと思い、数ある放課後デイの中からJoyを選びました。

スタッフのみなさんはナツの性格や特徴、気持ちをよく分かってくれて、適切で愛情ある対応をしてくださるので、ナツもとても過ごしやすいようで、Joyに行くのを楽しみにしています。その日の様子は連絡ノートで教えてくださるので、安心して通わせることができています。

季節ごとに、可愛い作品や写真を持って帰ってくるのを私も楽しみにしています。

『Joy』一日の流れ

【児童発達支援(未就学児)】
月-金 9:00-13:00

9:00  おはよう
自由遊び・トイレ

10:00  外活動(公園・散歩)
または室内活動(テーマ遊び)

11:30  昼食(お弁当を持参)

12:30  トイレ・帰りのしたく
12:50  終わりの会
13:00  さようなら

・・・

【放課後等デイサービス(小中学生)】
月-金 13:00-17:00

13:00  こんにちは
自由遊び・トイレ

14:00  外活動(公園・散歩)
または室内活動(テーマ遊び)

15:30  おやつ(持参したもの)

16:30  トイレ・帰りのしたく
16:50  終わりの会
17:00  さようなら

・・・

【土曜・休祝日(未就学児・小中学生)】
10:00-15:00

10:00  おはよう
自由遊び・トイレ

11:00  外活動(公園・散歩)
または室内活動(テーマ遊び)

12:00  昼食(お弁当持参)・トイレ

13:00  自由遊び
14:00  おやつ(持参したもの)

14:30  帰りのしたく・トイレ
14:50  終わりの会
15:00  さようなら

・・・

障害児通所支援事業所 Joy(合同会社 with)の基本情報

〒239-0806
横須賀市池田町2-11-13

TEL/046-834-2420
FAX/046-834-2425
mail/with.joy0501@gmail.com

利用定員/1日10名(午前・午後合わせて)
送迎/あり、要相談
定休日/日曜(お盆・年末年始はお休みです)
スタッフ/常勤4名・非常勤6名

sukasuka-ippo代表・五本木愛の視点

前回Joyさんの取材をさせていただいたのはちょうど2年前。

新しい場所として始まった一軒家の室内には、Joyに通うお子さんたちの笑顔いっぱいの写真が飾られていました。毎年新しいものを貼って並べていくことでお子さんたちの成長の姿が一目瞭然!私たちもつい見入ってしまいました。

移転したことで広く過ごしやすい空間ができ、よりパワーアップしたJoyさんですが、お子さんをはじめ、ご家族や働くスタッフもみんなで楽しめる場所を!という立ち上げ当初からの思いは変わっておらず、大切なことはそのままに、更に良くするためのアイデアや心配りがたくさん感じられました。

印象的だったのは、急に場所が変わってお子さんたちが戸惑わないよう、事前に何度か遊びに連れて来ることで楽しい体験を積み重ね、スムーズに移れるよう工夫したというお話。そういった細やかな配慮も、本当によく考えてくださっているなと思いました。

今より良いものを目指して進み続ける!ということは決して容易ではないと思います。
事業所として、常に利用者さんの目線で考え、そのニーズに合わせて変化していくことは本当に大変なことですが、同時にとても大切なことだと私は思います。ぜひ、Joyさんには、これからも成長し続ける事業所であって欲しいと思います。

 

2017.09
取材/五本木愛・reiko・ゆかねこ
撮影/reiko
写真加工/ゆっぴー
編集/Kaneko Yuka

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『自分たちが足りないと思うこと、欲しいと思うものを自分たちで作り上げていく』を現実に!夢を1つずつ叶えるために!
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