６歳の自閉症のキャベツが通う幼稚園では、毎年、カレーパーティーが行われます。
昨年（年中の時）は、年長さんが作っているところを見学して、給食の時にみんなで一緒に食べるだけでしたが、年長になった今年はカレー作りを担当。作業は２日間、前日準備で野菜を切り、当日、カレーを仕上げていきます。
今回は、私も前日準備のサポーターとして参加しました！！
実はカレーが苦手のキャベツ。食べられるのかな？
自閉症の子どもは偏食が多いという話は聞きますが、うちのキャベツも例にもれず、カレーも苦手。なので、親としては「食べるかなぁ…」と不安に思っていました。
でも、先生からの報告によると「食べました！！おかわりしそうな勢いでした！！」とのこと。やはり幼稚園あるある〜でしょうか、自分で作ったものは食べるんですね！？しかも、お友だちも一緒だもん、食べるんですね！！笑
しかし、やっぱり好き嫌いの多いキャベツ。カレー以外の物を盛大に残したので、おかわりはできず…。そりゃそうだ！！笑
幼稚園からはお土産に甘口カレーのルーをいただいてきました。するとキャベツの口から「よる、カレーがいい〜おてつだいする〜」。
お昼もカレーで夜もカレー？？…でも、それでも良いと言うので、作ることにしました！！
張り切りキャベツ。おうちでカレー作り！
さて、作るとなったらまずは形から！？ということで、幼稚園同様、エプロン・三角巾・マスクをして手を洗い、準備はＯＫ！
01.
早速、野菜の皮むきからスタートです。一度やったことだからか、とてもスムーズにできました。
▲まずはにんじん。
▲次はじゃがいも。でこぼこしててやりにくいけど集中してます。
▲最後はたまねぎ！
02.
野菜を切るのは大人の仕事。チャチャっと切り、そのまま煮込みまではわたしがやりました。
03.
ここで再び、キャベツ登場！！
▲ルーを入れて…
▲まぜまぜすると、カレーのいい香りがしてきます。
04.
しばらく煮込んで完成～！とても上手にできました‼︎
▲いただきま～す！！パクリじゃないよガブリだよww
・・・
自分が作るという経験が、苦手なものを食べられることに繋がることもあるんですね。
キャベツの場合も、これで完全にカレー克服できた！！とは言えませんが、大きな一歩にはなったと思うので、また本人が興味をもって、やりたいという時には一緒にチャレンジしたいと思います。
2016.10
misa
