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【寄稿File】バリアフリーな楽器『ヘルマンハープ』の音色を横須賀に響かせる『DANKE(ダンケ)』/横須賀

今回は、横須賀市内を中心にヘルマンハープの演奏を楽しむ『DANKE(ダンケ)』を創設した戸部さんから、ダウン症の娘さんと始めた『ヘルマンハープ』と『DANKE』さんの活動について、ご寄稿いただきました!

『ヘルマンハープ』は誰もが楽しめるバリアフリーな楽器

DANKE

  • ヘルマンハープというのは、1987年に、ドイツ人のヘルマン・フェー氏がダウン症の息子さんの為に考案した本格的な音色の竪琴です。
  • ヘルマンハープ専用の楽譜を楽器に差し込むと、五線譜が読めなくても、美しいメロディーに伴奏を付けて弾くことができます。
  • 障害のある方でも、お子様でも、ご年配の方でも、誰もが楽しめるバリアフリーな楽器です。

『DANKE(ダンケ)』結成~今、演奏の機会が増えてきました!

DANKE

2009年、新聞でヘルマンハープの存在を知り、ダウン症の娘と始める。
2012年、障がい者週間キャンペーンに出演するためにメンバーを募り、[サークルあゆみ]を結成。
その後、ありがとうの意味を持つDANKEに改名。
現在会員10名、作業所や病院の院内コンサート等に出演。

ダウン症の娘、人生の幅を広げてくれるヘルマンハープとの出会い

娘はダウン症ではありますが、明るく活発な子でした。

しかし、娘が中学校に入った頃から様子が一変しました。暗い部屋で1人で過ごすようになり、大きな声で暴言を吐いたり、突然泣き出したり…。
そうこうしている内にほとんど喋らなくなり、大好きだったダンスのレッスンにも通えなくなりました。何とか以前の様に明るい子に戻って欲しいと思っていた時に、ヘルマンハープと出会い、活動を始めました。

娘の生活圏はとても狭く、家と職場の往復がその大半を占めています。そんな中、ヘルマンハープと出会えたことで、社会との接点ができ、「目標を持つ」ことができました。

できないことを嘆く人生より、できることを見つけて活動し、娘やメンバーの人生の幅が、少しでも広がってくれたらと願っています。
これからも娘とメンバーに寄り添って、親も子も、決して人と比べない、身の丈に合った活動をしていきたいと思っています。

戸部

DANKE

障害者週間 2016.12.04(日)にはショッパーズプラザで演奏します!

詳しくはイベント情報でご確認ください!

DANKE

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『自分たちが足りないと思うこと、欲しいと思うものを自分たちで作り上げていく』を現実に!夢を1つずつ叶えるために!
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