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【取材File】駄菓子屋さん方式のおやつ、パソコンやモバイル機器の貸し出しも!?安全なのびのび空間を提供する放課後等デイサービス『希望のひかり』/横須賀

こちらの放課後等デイサービス『希望のひかり』は、もともと2011年5月に日中一時支援事業としてスタートしましたが、2013年2月に児童福祉法に基づき放課後等デイサービスに移行し、現在に至ります。

清光園の2階を改装した広々とした空間で、のびのびと過ごす小学1年~高校3年までの子どもたち。

iPadやパソコンなども時間を決めて利用できたり、お金の使い方の練習をかねたおやつの提供方法、お子さんの安全に関わる情報の共有の仕組みなど、随所に工夫が光ります。

小学1年生~高校3年生まで、1日の利用は20名。契約者は100名!?

こちらの放課後等デイサービスは小学1年生~高校3年生まで利用でき、2017.02現在の契約者は100名ほどいらっしゃいます。

1日の利用は20名の申し込み制になっているのですが、夏休みだけ利用する方もいるし、日常的に来られる方もいて、入れ替わり立ち替わりで来るメンバーは毎日違います。

利用の希望が集中した場合は、平等になるよう調整させていただいています。

希望者には、施設内の調理場で作ったものを弁当箱に入れた夕食も提供しています。

では早速、施設見学スタート!


▲その日に来る予定の児童の上履きが所定の下駄箱にあらかじめ用意されています。上履き・靴には顔写真付きクリップがついているので利用状況が一目瞭然!


▲玄関前の階段をあがると放課後デイの部屋があります。


▲階段には昇降機があり、希望があれば利用可能。ただ、みんな怖がって乗らないので、車椅子を人力で抱えて上がることが多いのだとか。


▲階段を登った先が放課後等デイサービス『希望のひかり』。京浜急行を模した扉が子どもたちを迎えます。


▲扉を開けると、床には線路が描かれています。この線路に沿って進むことで、手順の通りに到着後の支度ができるようになっています。


▲01.まずここでカバンを置いて連絡帳を出します。次はうがい・手洗い…


▲02.次は洗面台でうがい・手洗いをします。手順が分かりやすく掲示されていますね。


▲03.こちらで検温&歯ブラシ!

おでこでピッと測定できるものなど、いろいろなタイプが用意されています。

活動スペースはオープンで広々!


▲入口側から部屋の奥を見ると…


▲反対に部屋の奥から入口側を見るとこんな感じ!全体は広いワンルーム!


▲こちらの小部屋は何やら暗い?中に入ってみると…


▲照明が落とされていて、天井にはディスコボール!?取材時は、壁の大きなスクリーンに映像が映し出され、音楽が流れていてみんなジャンプしたり踊ったりノリノリ!

具合が悪い時にしっかり休める『おやすみルーム』


▲こちらは具合が悪い時などに休めるように和室になっています。「おもちゃ持ってきちゃいけないよ!」というのがルール。

肢体不自由の方も利用できる車椅子用のトイレもあります。

・・・

放課後デイ『希望のひかり』のキラリと光る工夫をご紹介!

[point.01] 活動もやりたいことも絵カードで選べる!伝えられる!


▲好きな映画や映像が選べるようにリスト化されています。その他、Wiiなども完備。


▲壁には1日の流れが掲示されています。


▲活動の種類も分かりやすく絵カードにしてあるので、希望を伝えることができます。

[point.02]パソコンやモバイル端末も人気の活動


▲スマートフォンやiPad、パソコンも使えます。


▲パソコンやモバイル端末などの利用は1人30分と決まっています。顔写真付の名前カードを貼って、時間もしっかり掲示。


▲こうしたIT機器が得意なお子さんも多いので、人気があります。


▲落ち着いた環境を好む子にはこのようなパーテーションコーナーも設けられています。

[pointo.03]お金の練習をしてほしいという親御さんの要望から生まれた簡易の駄菓子屋さん

こちらで提供するおやつは、以前は職員が決めたものを出していましたが、親御さんからお金の練習をできないかと相談され、この駄菓子屋さん形式での提供が始まりました。


▲選ぶ楽しさが味わえる駄菓子屋さんセット。駄菓子は職員が補充します。


▲おやつは基本1日50円なので、10円玉5枚を子どもたちに渡してお買いものスタート!20円のお菓子の前には10円玉が2枚入る黄色いプレート、30円のお菓子の前には3枚入る緑色のプレートを置いておきます。

お金の計算がわからなくても、ここにお金を置いていけば無くなったらおしまいとわかる工夫です。選ぶ楽しみもあるので子どもたちにも好評です。

■その他、月に1回はおやつパーティ開催!

おやつパーティー週間の時は、1週間毎日、たこ焼きやチョコーレートファウンテンなど楽しめるおやつを企画します。

[point.04]利用者の特性は、絵カードとリストの2段階でしっかり把握

利用者が多いので、ひとりひとりの特性を職員全員で共有するための工夫がいくつかあります。

01.顔写真と特性項目を一緒に記載!


▲そのひとつが、食事の形態や好きなもの、薬の服用についてなど確認しておくべき項目を子どもの顔写真と一緒に記載しておくというもの。その日来る子の情報がホワイトボードに写真で掲出されるので、いつでも確認できます。

例えば

  • ナッツ駄目です
  • 食後に薬を服用します
  • カルピスしか飲みません
  • 食事は粗みじんで提供 …etc

02. 支援にあたる職員さんひとりひとりがその日1日のスケジュールと利用者さんの情報リストをポケットに携帯

そのリストでは主に以下の項目を管理しています。

  • 車椅子の方の来所・退所時間
  • おやつの介助が必要な方
  • 服薬や配置
  • 担当職員など

03. リストの裏面にはてんかん発作のある方の個別の対応表もしっかり記載!

みなさん、薬でコントロールできているので、これまでこちらの放課後デイ利用時にてんかん発作を起こした子はいません。でも、いつどこで起こるかわからないからこそ、こうしたものを常に職員が携帯しておくことが必要。

[point.05]その他、安全やバリアフリーに関するあれこれ


▲部屋に設置された換気扇には安全を考慮してカバーがつけられています。手が届く高さにあるので、本来は外に向けて設置するタイプのカバーをあえて室内に、しかもさかさまに付けています。


▲お部屋の出入り口や外に出てしまうことで危険が伴う場所には、鍵をつけています。

『希望のひかり』は療育じゃない!?手厚くしすぎず、集団に慣れる練習を積んでほしい!

秋津さん  うちの放デイは、療育ではありません。親御さんからは「これができるようになってほしい」「○○が食べられるようになってほしい」と言われるんですが、それにはご家庭やお母さんの協力・連携が不可欠だと思うんです。できる限りは協力しますが、『希望のひかり』だけでそうした希望を実現させるのは難しいです。

また養護学校のようにマンツーマンで手厚くすることも意義がある一方、そういう環境に慣れてしまうと高校卒業してからの行き場がなくなってしまうという心配もあります。

「マンツーマンじゃないとダメ!」というようになってしまうと、それに対応できる就労支援の場だったりショートステイやグループホームが限られてしまいますし、実際、この清光会の中では対応できません。

ショートステイの『ピースカラー』でも利用者さん6人に対して職員が1人という割合で、加配ができるほどの収入がないので、それ以上の人員を配置できないんですよね。

先ほどご覧いただいた就労B型でも利用者さん7.5人に対して職員の配置は1人という割合。重度の方でも2対1となるので、実際問題、マンツーマンでの対応というのは相当難しい。ちなみに、この『希望のひかり』も5対1の人員配置です。

だから、やっぱり小さいころから少しずつでいいので集団に慣れる練習を積んでほしいという思いがあります。

保育園だって1~3歳ぐらいは手厚いけれど、4-5歳になれば先生1人で20-30人をみるようになりますよね。でも、それによって友だち同士の関わりが増えるわけじゃないですか。

五本木  そうですね。

秋津さん  良いこと・悪いことも、集団で覚えてくれるというところを私たちも大切にしています。

・・・

放課後等児童デイサービス『希望のひかり』の基本情報

住所/ 238-03313 横須賀市武1-2074-2
TEL/ 046-857-1367

利用対象/ 小学1年生~高校3年生まで
利用定員/ 1日20名
利用時間/ 平日 13:30~18:30(休校日・長期休暇は 10:00~19:00)
利用料金/ 最大1割自己負担(受給者証を用いたサービスのため、世帯収入によって異なります)
移動支援/ 外部の移動支援をご利用ください。学校からここまでは移動支援で来られて、お仕事帰りのお母さんが迎えに来られるという利用の仕方も結構多く見られます。

 

『希望のひかり』は社会福祉法人 清光会の展開する事業のひとつです。関連記事はこちら!

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2017.01
取材/ 五本木愛・misa・pototon
写真・加工/ pototon・ゆっぴー
編集/ takeshima satoko

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