575gという超低体重で生まれたハルには、3つ上のお姉ちゃんがいます。
元々のんびりやで甘ったれ、よっぽど興味のあること以外は自分から動きたがらない…そんなお姉ちゃんですが、学校に上がり、頑張らなきゃいけない場面が増え、心身ともに鍛えられたのでしょう。3年生になった今は力もついて、ここ最近、ぐんと頼りになる場面が増えてきました。
現在年長のハルも、年中の夏ごろでしょうか、いわゆる言葉の爆発期が到来してからぐんぐんおしゃべりが増え、歩行も少しずつ、ふらふらとですができるようになってきました。
最近は、お姉ちゃんについて回り、お姉ちゃんの言葉を真似し・・・まるで歩くボイスレコーダー!?
自然と姉弟の関わり合いが増えて、私が何も言わなくても一緒に遊んでいたりします。
よくよく見ていると、
姉「ハル、あれ取ってきて」
弟「わかった!」
姉「これ捨てて」
弟「はぁ~い」
姉「ちょっとこっち来て!」
弟「なぁに~」
・・・と、完全に言いなりですけどね!まあ、姉弟なんてこんなもんです。
▲「ちょっと音読聞いてて!」と姉。弟の首をホールドして逃げられないようにしている!?
▲布団は、もはやプレイマット!?
はしゃぎすぎて痛い思いをして、だいたい喧嘩に発展します。ものすごくうるさいです。でも、喧嘩できるようになったんだなぁ・・・
この冬休みには飛行機で実家へ。ここでもお姉ちゃんっぷりを発揮
私の実家が遠方なので、移動手段はもっぱら飛行機なのですが、休みに入る前のパパを置いて、一足先に私が子ども2人を連れて帰省というのが定番。
飛行機には子どもたちも小さい頃から乗っているし、毎年のことなので慣れてはいますが、やっぱり私1人で子ども2人を連れて…というのは毎回緊張する!過去には、搭乗時刻ギリギリで子ども抱えて走ったり、機内でおもらしをされたり、ジュースをこぼしたり・・・いろいろありました。
今回も無事乗れますように・・・と祈りつつ、早め早めの行動!
お姉ちゃんのおかげで搭乗前にお土産を見る時間もあった!
これまではあちこち自由に動き回るハルから目が離せず、お土産を見る余裕などありませんでしたが、今回はお姉ちゃんがハルをうまく誘導。手をひいたり抱っこしたりして、ちゃんとハルを看ていてくれたんです。(おかげでお土産買いすぎちゃいましたが…)
機内でも問題なく、約1時間のフライト中、2人とも落ち着いて座っていられました。
ハルはCAさんに「りんごじゅーす、くあちゃい(ください)♡」と愛想振りまいてるし、お姉ちゃんにいたってはシウマイ弁当食べながらビーフコンソメスープをオーダーするというシブさ。私も安心してホットコーヒーを飲みながら、「2人とも成長したな~」としみじみ思ったのでした。
島根到着後もお姉ちゃん大活躍!
▲ご縁電車『しまねっこ号』に乗車!
▲出雲大社へ参拝
▲歩かないハルに「おんぶしてあげる!」とお姉ちゃん。
▲この頼もしい後ろ姿に、母は泣きそう…。
4月からはハルもお姉ちゃんと一緒の小学校へ
養護学校か地域の学校の支援級か、母も悩みに悩んで決めた就学先。お姉ちゃんはハルと一緒に通えることを楽しみにしながらも、
「どうやって勉強するの?」
「給食たべられるかな?」
「車いす乗るの?」
といろいろ心配してくれているよう。
「お手本になって、いろいろ教えてあげてね」と私が言うと、「はいはい!しょーがないなあ!」だって!
2017.01