我が家の末娘うららさん。
年長さんの夏休みに念願のお泊り保育を控えて、家族揃ってソワソワ落ち着きません。
そして、そのお泊り保育を目前に、いきなり卒業できたものがあります。
それは………
そう!このおしゃぶり!
このおしゃぶりは、生後数か月の時から使っていて、どれだけ止めさせようと頑張っても全く無理でした。
ここ数年も、幼稚園に行っている間は当然おしゃぶりはしなかったものの、家にいるときと眠くなったときは、ジェスチャーで私に「おしゃぶりよこせ」と要求!
とりあえずおしゃぶりがあればいろんな場面で大泣きすることも、ぐずることも回避できていたこともあり、ついつい親も無理に取りあげなくてもいいかなぁ…なんて呑気に思っていました。
それが、いきなりの卒業!!
といっても、自然に卒業できたわけではありません。(笑)
・・・
実は、うららにはずいぶん前から虫歯がありまして、歯医者(障害者歯科)へ通院していました。
今回はその虫歯が進行して化膿してしまい、歯茎も腫れて、この腫れを取るために、被せ物を全部取り外し、自然と膿が排出されるような処置をしてもらいました。
が、ここに落とし穴!?
実はこれ、相当痛みがあったみたいでごはんが全然食べられなくなってしまったんです。そして、そのついでにおしゃぶりも受け付けなくなったという次第。
あまりにも痛そうだったので急患で再診し、麻酔をして歯茎を切開し、膿を全部出すという処置をしてもらいました。
おかげですっかり痛みは無くなり、ごはんも普通に食べられるようになったのですが…
なぜでしょう?おしゃぶりを見せても首を横にふり、いやいやとアピール。おしゃぶりをまったく欲しがらなくなりました。
・・・
よっぽど口の中が痛かったんでしょうね。こういうとき言葉でコミュニケーションを取れないのって辛いだろうなって思います。
でも、お泊り保育を目前に控えたこのタイミングで、5年半も依存してきたおしゃぶりを無事卒業できたのはよかったのかなと。
しかし、あまりにも突然、そしてあまりにもスッキリと卒業できてしまい、なんだか親のほうがちょっと取り残されたような気がしています。
2016.04

五本木愛
