12/7(水)、第3回オンライン勉強会を開催しました。
今年最後の回となる勉強会、講師を務めてくださったのは一般社団法人あしたパートナーズ 理事でありファイナンシャルプランナーの首藤 徹也(しゅどう てつや)先生です。
首藤先生には昨年の勉強会でも
『障害のある子の親なきあとのお金のこと』をテーマに3回にわたってお話をしていただきました。
今回も首藤先生がこの活動を始めるきっかけとなったご自身のエピソードをはじめ、第1回・2回の講師である湯浅先生・松山先生を迎えパワーアップした一般社団法人あしたパートナーズの活動についてお話くださいました。
そして今回は”財産の遺し方”にスポットをあて、
・親なきあとに誰が口座を管理するの?親族or親族外…
・障害のある子への資産の遺し方
・遺言と遺産分割協議
・障害者扶養共済制度や信託について
・障害のある子の親が認知症になった時…
などなど、実際にあったさまざまな事例を交えながら解説してくださいました!
参加者の方からの終了後アンケート
Q.印象に残ったお話があれば教えてください。
・実家を出るタイミング等のお話が、早いうちに色々考えて自実家暮らしの中で自立してからの生活の練習など、成長にあわせて出来ることはしておかなければと思いました。(40代女性/親)
・子どもの住む場所を確保する、というお話。(40代女性/親)
・お金を多く残せなくとも、制度の中で生きていくことはできるという点。親心として親なきあとにも幸せを感じられる環境であってほしいし、QOLは気になりますが、最低ラインは制度の中にあるのは一安心できました。(30代女性/親)
・首藤さんがこの活動を始めたきっかけ(50代男性)
・親亡き後の選択肢の多さについて深く学ぶことができた。(20代男性/きょうだい)
・当事者の生の声であることがとても伝わり、やはりそのような方からこういった組織が生まれるのだと感じました。(40代女性)
・まだ我が子は4歳なので先のことですが、きょうだい児の姉もいるので、将来の事を改めて考える良いきっかけになりました。お金の管理を誰にしてもらうか色々検討していきたいと思いました。(40代女性/親)
・先ずは、ズーム自体が初めての経験だったので参加出来て良かったです。ポイントを絞ったお話しで参考になりました。(50代女性/親)
Q.その他ご意見ご感想などあればお願いします。
・学びになりました。ありがとうございます。
少しずつ、子どもの成長に合わせて準備していこうと思います。生活の場を、若いうちに実家から移すことも視野に入れようと思いました。
・選択肢の多さ、生前にやるべき必要な準備、信託という対策、自分の知らない方法があることを痛感しました。こういった活動を通じて、選択肢の多さを幅広い方々に伝えていただきたいです。
・家族や身近に障害者の方がいない場合には、なかなか想像がしにくかったり、サポートの仕方が分からなかったり、社会全体でサポートしていくことという認識があっても、双方に壁があるように感じていました。なので、このような活動などを広く知っていただいて、知り合いの知り合いのあの人に教えてあげよう!、というような広がりとなればよいなと感じました。
たくさんの声をお寄せいただき、ありがとうございました!
suksuka-ippoでは今後もこういった勉強会を定期的に開催していきたいと考えております。
どうぞお楽しみに!
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