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【TALK企画】自閉症児 支援級入学ママトーク!個別の支援から給食・交流級との関わりまでたっぷり紹介/@恵徳園フレンズルーム

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特別企画として開催したのは自閉症児のママTALK。昨年までは横須賀市療育相談センター ひまわり園と幼稚園・保育園との併行通園、今年から支援級に入学した3人のお母さんたちにお集まりいただきました。

小学校1年生になったお子さんたちの様子を、トークとアンケートを織り交ぜてお伝えします。

支援級でのお子さんの様子はもちろん、気になる交流級との関わり方、はたまた宿題や放課後の過ごし方etc…見所がたくさんです。最後までご覧ください!

まずはお子さんたちのプロフィールから!

キャベツ / misa
言葉でのコミュニケーションや意思表示は可能。人との距離感が近かったり、行事などのプレッシャーで調子を崩すことがあります。

■お子さんの様子
・軽度の精神遅延を伴う自閉症。手帳はB2。
・ある程度、言葉でのコミュニケーションや意志表示は可能。
・人との距離感が近かったり、同じ質問を何度もしたりすることがあります。
・排泄・着替えなどの身辺自立はほぼ完了しています。

■支援級の状況
・通常級…各学年 2クラス
・支援級の人数は…1年 2名・その他の学年 11名
・担任 3名、介助員 2名(曜日によって交互にいらっしゃる)

■放課後デイサービスや習い事等
・放課後デイサービス…週3回
・スイミング…週1回

トーマスくん / トーマスママ
日常生活に必要なことは言葉でのコミュニケーションが成立。見通しがつかないことでパニックになることがあります。

■お子さんの様子
・療育手帳はB2。
・見通しが付きにくく、パニックになることがあったり、好き嫌いにこだわることもありますが、日常生活のだいたいのことは言葉でのコミュニケーションが成立します。

■支援級の状況
支援級の人数は…1年生 4名・その他の学年 14名
・4~5名の先生と介助員さん3名がいらっしゃいます。特に、ベテランの先生と関わったことで、子どもに大きな変化が見られました。

■放課後デイサービスや習い事等
・放課後デイサービス…週2回、隔週の土曜日
・公文…通い始めて丸2年

Kくん / Kママ
言葉でのコミュニケーションは可能。こだわり強く、自分の思いと違う状況で切り替えに時間がかかることがあります。

■お子さんの様子

・生活面の自立はほぼできています。
・偏食が多いです。
・言葉でのコミュニケーションは可能。
・こだわりが強く、自分の考えと違うことが起こった時、それを理解して受け入れるのに時間がかかる場合があります。

■支援級の状況
・通常級…各学年 2クラス
・支援級の人数は…全体で12名
2クラス 先生 3名、介助員 1名
・支援級の先生はベテランで、楽しく通えています。
・勉強も楽しいようで、落ち着いて生活できています。

■放課後デイサービスや習い事等
・放課後デイサービス…週2回利用(夏休みは週3回)

なおとくん / なおとくんママ
言葉でのコミュニケーションはある程度可能。自分の気持ちを優先させてしまう場面が多いのですが、持ち前の人懐っこさでお友だちとの関わりは良好。

■お子さんの様子

・手帳はB2。
・言葉のコミュニケーションはある程度は可能で、難しい言葉は本人が分かる言葉に変えて話せば意思疎通はほぼできます。
・欲しい物ややりたい事があると、その気持ちが優先になってしまう事が多く、やらなくてはいけない事の優先順位がバラバラになってしまう事があります。
・身辺自立はトイレの大の仕上げ以外はほぼ完了しています。

■支援級の状況
・通常級…各学年 2-3クラス
・支援級の人数は…全体で6名(うち1年生 2名)
・3名の先生がいます。

・食育に力を入れてくれたり、八百屋さんへのお手伝い体験など、自分のペースでやらせてもらえて、楽しく通えています。
・小学校に入ってからの変化は、入学前はどちらかというと線が細かったのが、びっくりするくらい食べるようになって、今はがっちり、縦にも横にも前にも大きくなりました。

■放課後デイサービスや習い事等
・ピアノ教室…週1回
・進研ゼミ チャレンジ

チビ助 / pototon
言葉の遅れがありますが、指示を理解したり、自分の気持ちや要求を簡単な言葉で伝えることができます。萎縮したり泣いたりすることもありますが、気持ちの切り替えは早いほう。

■お子さんの様子
・軽度の知的を伴う自閉症。手帳はB2。
・言葉の遅れがありますが、指示はほとんど理解し、自分の要求も「トイレに行きたいです」などと簡単な言葉で伝えることができます。
・偏食がありますが、トイレや着替えなどの身辺自立はほぼ完了しています。

■支援級の状況
・各学年1クラスの小規模校。
・支援級の在籍人数は…4名(うち1年生 2名)
・2名の先生がいます。

■放課後デイサービスや習い事等
・放課後デイサービス…週3回

【TALK&アンケート】支援級ってどんなとこ?

Q. まずは登下校時 / 保護者の付き添いやお友だちとの関わりについて

キャベツの場合
登下校は貴重なコミュニケーションの時間

入学前に通学路を歩く練習をしたりしていたので最初から、スムーズに通えています。お友だちの通学コースに合わせて登下校を一緒にしているので、そこで一緒の子たちはキャベツのキャラクターにも慣れていて、ちゃんと相手をしてくれています。

トーマスくんの場合
きょうだいのお友だちと交流する機会

登下校は付き添っています。

朝は「今日学校あるの?いやだ!」というところから始まるのはひまわり園・幼稚園の頃から変わらずですが、それでも入学後は切り替えが早くなり、同じ交流級で一緒の女の子は、登校時にフルネームで名前を呼んでくれて「おはよう!」と声を掛けてくれたりしますが、そんなこと思ってもいませんでした。

ひとつ上のお兄ちゃんも一緒に登校していますが、お兄ちゃんの友だちも声を掛けてくれて、意外と関わってくれるんだなという印象です。

・・・

Q. 交流する授業は、どのように決められていますか?

先生から言われるのか、親が希望を言えるのか、皆さんのお話を聞きたいです。
基本的には、先生と話しながらというところがあるんですが、その日に予定されていたことが変更になったりということもあるので… [質問者 Kママ/Kくん]

キャベツの場合
交流級とほぼ同じ。国語と算数については個別も…

面談のときの先生のお話では、個別でもやっていることは交流級とほぼ同じ進み具合。一緒のことをやりつつ、国語と算数については、支援級で同じ1年生の子とパーテーションで区切って個別に取り組んでいるということでした。

あとの授業はわりと一緒にやっていますが、特に教科でわけるのではなく、担任の先生にお任せしています。

トーマスくんの場合
音楽と体育と英語は交流級で!

初めの頃に交流級で受けたい授業があるかというアンケートがありましたが、「学校の様子もまだわからないので相談させてください」とお返事して、まずは様子を見ながらスタート。

今は、音楽と体育と英語は交流級でやっています。YouTubeの影響で英語はとても好きなので、そのあたりも先生が汲んでくださっているのかなぁ。

なおとくんの場合
1年生の在籍児童2人、調整しながらサポートしてくれています

支援級在籍の1年生が2人いるのですが、うちはできることをどんどんやらせてほしい、もう1人の1年生はできるだけ個別という要望がある中で、ひとりの先生で2人の1年生をどうみるかというところがありました。

なおちゃんは「できるようならひとりで交流級の方でやらせてみよう」、もう1人の個別対応が必要な子は他の学年の同じように個別で勉強するお子さんと一緒に支援級で勉強、先生が交流級についてきてくれるというように、うまく調整しながらやってくれているようです。

どの教科が必要かというのは先生の判断にお任せしていますが、朝の段階でその日の交流の見通しを教えてくれています。

なおとは甘えられる環境に置くとどんどん甘えてしまう、ある程度甘えさせない環境に置いた方が良いということを、これまで幼稚園やひまわり園の先生からも言われていたので、それを学校にもお伝えしてあります。先生もできると判断したことはどんどん背中を押してくれています。

・・・

Q. 学習の様子について教えてください!

キャベツの場合
進み具合は同じぐらいでも、さんすう・こくごはじっくり支援級で!

さんすう

  • 支援級のクラスで授業。
  • たし算・ひき算(繰り上がりなし、繰り下がりなし)をブロックを使いながら行っています。
  • 文章問題は、まず問題を読む→式を書く→答えを書く、という手順を一緒に行えば解くことができます。
  • 交流級のクラスとほぼ同じ進み具合。

こくご

  • 支援級のクラスで授業。
  • 50音順(ひらがな・カタカナ)の読み書きは、ほぼできています。
  • 特に書きでは拗音や濁音、促音などの使い方がまだ安定していません。
  • 対義語や物の名前などを読んで書くことも大体できます。音読も好きです。
  • ほぼ交流級のクラスと同じ進み具合。

その他の教科

  • 国語と算数以外の教科は、交流級で行うことが多いです。
  • 支援級の先生が介助しながら、ゆっくりながらも取り組めているようです。
  • 支援級独自の科目もあるので、その場合は支援級の科目を優先に行っています。

ここに注目!

  • 支援級だけの自立という授業があって、「こういう場面ではどうする?」というような『ソーシャルスキルトレーニング』や買い物体験などの校外学習を行っています。
  • その他、月曜日の1時間目は支援級で先生の読み聞かせや、土日やったことを話す活動があり、水曜日は支援級でスポーツをする時間もあります。
トーマスくんの場合
算数も国語も、まずは書くことを重点的に勉強

さんすう

  • 支援級で授業を受けます。
  • 今は数字を書くことがメインのようです。

こくご

  • 支援級で、個人に合わせたプリントをやります。
  • 読むことはできるので、書くことを重視して、一文字から二文字の単語、三文字の単語と文字数を増やしていっている状況です。

その他の教科

  • 体験型の授業は交流級に行くこともあるとのこと。
  • 図工に関しては、不器用なため、自分が思うようにできていないのが分かってしまうので、製作内容や材料を確認したら支援級で作業をするなどして進めているようです。
  • それ以外は、支援級での授業が主になっています。
  • 2時間続きで支援級だけの体育があったりして、しっかり身体を使うこともできるようになっています。
  • 今は支援級と交流級、両方でプールに入れるので喜んでいます。

ココに注目!最近、先生が『概念』についても教えてくれています。電車に乗って行く校外学習の準備もすごく本格的で、例えば…

  • 1年生…持ち物の用意
  • 学年が上がると…使うお金の計算
  • 高学年…行き方や路線を調べる

というように、持ち物の準備でも、リュックの色をあらかじめ聞いて、その色のリュックを画用紙で切って作り、そこに持ち物を自分で書き込んでいきます。

「ちりがみはいつ使う?」という確認から、ゴミ・食べているもの・落ちてしまったものを拾う時はティッシュで拾いましょう、というところまで教えてくれているよう、「モノ」の名前を知っているだけではなく、概念がわかるともっと幅が広がるというところを先生がインプットしてくれています。

その時期に、本人の表現もブワーッと広がったので、そういうことも先生と情報を共有しています。

図工などのいらだちへの対処授業については、自分で自分ができていないことに気づいてしまうと崩れてしまうことがあります。

例えば図工なども周りと比べてできていない自分に気づくと「できな~い!」となってしまうので、そのあたりを考慮してやり方だけ聞いて、作業自体は支援級の教室でやっているようです。

七夕飾りもそうやって粉々にしてしまったのを、支援級の先生が「トーマスくん、どうする?」と問いかけてくれて、それに対してすごく考え込んで「糊で貼る!」と自分で言ったそうです。

それでなんとか持てるくらいまでには仕上げて、残った部分はどうする?と聞いたら「捨てる」と。交流級の先生に見せにいって、「上手にできたね!」と褒めてもらって帰ってきたんですが、「ちゃんと自分で考えてできるようになっていましたよ」という報告をしてもらいました。

できない自分に気づいてしまうことは家でもあるので、この先どうなるかなという心配はありますが、先生と相談しながらやっていきたいなと。

Kくんの場合
音読はちょっと苦手だけれど、算数・国語を支援級で楽しく勉強

さんすう

  • 支援級のクラスで授業。
  • たし算・ひき算(繰り上がりなし、繰り下がりなし)の計算はほぼできています。
  • ひき算は解くのに少し時間がかかります。わからない時はブロックを使いながら行っています。
  • 文章問題は読むことが難しく、どこに何を書けばいいのか理解も難しいため、ひとつずつ一緒に確認しながら解いています。

こくご

  • 支援級のクラスで授業。
  • 50音順(ひらがな・カタカナ)の読み書きは、分からなくなってしまう時があります。似ている字は時々間違えます。
  • 音読はすらすら読めません。一文字ずつ読みます。

その他の教科

  • 音楽と体育は、授業内容や支援ができるタイミングの時に交流。
  • 支援級の先生とお友達の声かけで楽しく取り組めているようです。
  • 支援級独自の授業もあり、支援級での学習が主です。
なおとくんの場合
算数の文章問題や国語の作文はやっぱり難しい!支援級でじっくり学習

さんすう

  • たし算・ひき算は、ブロックや指を使いながら行っています。
  • 文章は読む力がまだまだの状態なので、フォローが必要です。
  • 時計の授業に入り一気に難しくなったので、時計の時は支援級で先生とゆっくり取り組んでいるとのことです。

こくご

  • ひらがなは読み書きができていますが、カタカナは書く事が苦手で表を見ながら取り組んでいます。
  • 文章を作るのはまだまだ難しいようで、ゆっくり考えながら作っているようです。

その他の教科

  • 交流級で活動していることが多いようです。
チビ助の場合
得意な読み書きを軸に、たし算・ひき算はまだまだコツがつかめない様子

さんすう

  • 基本的に支援級で行います。
  • たし算・ひき算はブロックや指を使っていますが、5のかたまり、10のかたまりがまだピンと来ていないようで、5+1などのかたまりで考えるとわかりやすい問題も「1、2、3、4…」と数えながら解答する様子が見られます。
  • 文章問題はやっぱり難しく、フォローが必要です。
  • 先日、10より小さい数の引き算の宿題を見ていたら、「10-8=2」という問題を解いた後、離れたところにある「10-8=」の問題を探して答えを書き入れるという横着をしてみせたのにはびっくり&ちょっと感心しました。

こくご

  • 基本は支援級で行い、文作りや劇形式での朗読など内容によって交流級でみんなと一緒に取り組んでいるようです。
  • 発語は遅かったのですが、読み書きはもともと得意だったので、ひらがな・カタカナはほぼできています。
  • 漢字の勉強が始まり、大喜び。進み具合はむしろ交流級より早いようなので、チビ助に合わせて先生も先に進めてくれているそうです。
  • 文章問題などはなかなか難しいようでフォローが必要。
  • イントネーションはもともと独特ですが、音読は好きですらすらと楽しそうに読んでいます。

その他の教科

  • 交流級で行うことが多いようですが、音に過敏なお友だちと静かな支援級で落ち着いて指使いを練習することもあるようです。
  • 英語の授業は、支援級の在籍児童みんなが大好きなようで支援級の在籍児童全員で受ける特別プログラムがあるほか、交流級で受けることもあります。

・・・

Q. 交流級での様子/ほかのお友だちとの関わりはどう?

キャベツの場合
空気の読めない行動はやっぱり女子には理解されない?

キャベツが交流級にいるときの様子をまだ見たことがないので、そのあたりは何とも言えませんが、同じ幼稚園から小学校に入る子が多いので、顔見知りは多い状況。

キャベツは交流級に行くと、「○○ちゃん!」というように変なテンションではしゃいでしまっているようです。

話すことは相手に大体通じますが、時々、空気読めない行動が出てくると女の子なんかにはちょっと距離を置かれちゃう場面も少しずつ出てきつつあるのかなという印象です。

トーマスくんの場合
交流級での給食、クラスのお友だちが喜んで迎え入れてくれたのがうれしかった!

先日あった個別面談で、交流級での様子を聞いた話によると、音楽や体育など、いわゆる体験型の授業で交流級に行くことが多いのですが、やっとこの間、給食をみんなと一緒に食べられたとのこと。いつも空席だったところに息子がいたということで、周りの子も喜んでくれたようで、そういう存在でいてくれていることをよかったなと思っています。

トーマスくんの場合
防犯ブザーの誤作動が落とし穴!?聴覚過敏で調子が崩れることも…

1年生はよく防犯ブザーとか鳴らしちゃうじゃないですか。少し聴覚過敏があるので、それまでスムーズに登校できていたのに、その音をきっかけに最近減ってきていた暴言が出てしまって耳をふさいで、「うるさーい!!」というように崩れちゃったりすることがあります。暴言を言った相手の子にも「ごめんね」って言うんですが、大きな音が嫌な子もいるんだよ、お互い様だよねということを知ってもらえたらいいなと。まぁ、それも日常なので慣れていってもらわないといけないななんて思っています。

教室で日直さんが前に出てみんなで「おはようございます」というのも嫌なようで、おそらく彼が予想してたよりも大きな声でみんなが「おはようございます!」と言うんでしょうね、そこでやっぱり「うるさい!!」って毎日、言ってるんじゃないかなと思ったんですが、そこは自分の中で抑えているみたいです。

彼なりに支援級と交流級の雰囲気をそれぞれ理解して、泣いている子がいると「いないいないばあ!」とあやしたり、それが有効かどうかはまあ置いておいて、そういう気持ちがあることはいいのかなと感じつつ、意外と積極的に自分から関わりを持とうとしているようです。

なおとくん
「なんで支援級なの?」普通級の子どもたちからの素朴な質問。キーワードは『ゆっくり』

うちは幼稚園の前に小学校があるので、幼稚園から一緒という児童がとても多い学校。

だから、うちの子の成長が比較的ゆっくりだと知っている子も多かったと思うんですが、それでもやっぱり支援級に入った時に「なんでなおくんは支援級なの?」という子が多くてよく聞かれました。

でも、どういうふうに説明したらよいか私もちょっとわからないながらも「なおくん、お話上手じゃなくない?」って聞いたら、「ああ確かに!」って。そこから、「○○(支援級名)さんでは、ゆっくり勉強したり、おしゃべりの勉強をしたりできるところだから、そこで勉強しながら、時々、みんなとも一緒に勉強するんだよ」と説明したら「そうなんだ!」とわかってもらえました。

その子たちが今度、他の子に同じように質問された時に「ゆっくりだからなんだって!」って代わりに説明してくれて、それを聞いた女の子が「なおくん、ゆっくりさんなんだってね!何かできないことあったら手伝ってあげるからね!」って言ってくれるなど、理解がすこしずつ広がっているなという実感があります。

なおとくんの場合
集中切れた時の避難場所として大切な支援級、交流級ではお友だちがフォロー

できない授業は支援級で!と最初は言われていたんですが、今のところ、ほとんど交流級で過ごせています。
集中力が切れてきたり、国語の授業が少し難しくなってきたタイミングで支援級の方に行っています。

今は先生が黒板に宿題や持ち物などを書いて、それを各自が連絡帳に書き写すんですが、なおとは一番後ろに座っていて、黒板からノートに視線を移す時にどこを書いているのかわからなくなって混乱しちゃうことがあります。そんなときは隣りの子が気づいて、自分のノートを見せてくれて、「ここだよ!ゆっくり書けば大丈夫!」とサポートしてくれています。

Kくんの場合
支援級内でも上級生が面倒をみてくれるから安心

交流級で過ごす時間がまだ少ないので、何をどのようにすればいいのか!?…という時が多いと思います。そのような時は、先生と子どもたちが『こうやるんだよ』とひとつひとつサポートしてくれるそうです。関わりは少ないですが、楽しく過ごせているようです。

支援級では上級生が面倒をよくみてくれています。一緒に遊ぼうと誘ってくれたり、勉強を教えてくれることもあるそうです。安心して過ごせる環境に親も安心です。

・・・

Q. 給食の時間/ 支援級と交流級どちらで食べていますか?

キャベツの場合
交流級での給食は月・水・木。苦手なメニューは先生がサポート
  • 曜日で決まっています。
    月・水・木→交流級
    火・金→支援級
  • 交流級で給食当番の時は、その役割も行っているようです。支援級ではみんなで給食当番をする形なので、給食の白衣は毎週洗濯で持ち帰って来ます。
  • 食物アレルギーは特にないのですが、野菜やカレーライスなど苦手なものもあるので、そういったものは少しずつ食べられるように配慮していただいています。例えば…小さく1口ずつ食べるように促していただくなど。
トーマスくんの場合
配膳は交流級で、食べるときは支援級で。まずは集中して食べられる環境を
  • 基本的には交流級で(滑らない加工のトレーに)配膳してもらってから、自分で支援級の教室に運んで来て支援級で食べているようです。
  • 大人数だとまだ集中して食べられないことなどを配慮してのことだと思います。
  • 七夕の日は交流級で食べたそうですが、交流級の子も普段空いている座席が埋まってみんなで食べられたので喜んでくれたそうです。
  • 給食は普段はもらいに行って、支援級で食べる。七夕など、特別な時は一緒に食べる。自分の給食を階の違う支援級まで自分で運ぶので、やはり汁物などは途中でこぼしてしまうこともあるようなんですが、彼なりに考えて持っているティッシュで拭いて、それで間に合わないと次はハンカチを出して、それで拭けないというところで先生も手伝ってというように、トラブルが起こった時の処理の仕方も含めて経験できているのかなと。
  • 絶対食べないものはないですが、その時の気分で野菜を食べないと言ったりするようです。先生の声掛けで、大体食べられているようです。
Kくんの場合
給食は支援級で、無理のない範囲で食の幅が広がるようにサポート
  • 交流級に食物アレルギーを持つ子が数名いるので、トラブルなどが起きた場合に対応できず危険との理由もあり、今は支援級で食べています。
  • 偏食が多く、匂いや食感に敏感なため、苦手な物は取り除いて食べたり、一口だけ食べてみるなど、無理のない範囲で食の幅が広がるよう取り組んでいます。
なおとくんの場合
交流級でみんなと食べることがプレッシャー。その日の様子で支援級か交流級か決定
  • 以前は毎日交流級で食べていましたが、みんなのスピードについて行かなくてはいけないというプレッシャーから吐いてしまうことがあり、今は先生がその日の様子を見ながら支援級と交流級で食べる日を決めてくれています。
  • 給食当番は楽しく交流級で活動しているようです。
  • 好き嫌いが激しいので、無理はしないように食べる前に先生に「減らしてください」と言いに行くそうです。
    減らした時は、なるべく頑張って食べる努力をしているようです。
チビ助の場合
基本は交流級で。激しい偏食、家ではムリでも先生となら挑戦!
  • 毎日、交流級で食べています。給食当番もいっしょに。
  • もともと偏食が激しく、野菜はきゅうりとトマト以外はアウト。でも給食では先生のフォローを受けながら、キャベツやニンジンのかけらを口に入れてみたりと、すごく頑張っているようです。
  • 先生が給食の献立表(イラスト)を連絡帳に貼り付けて、そこに食べた量や挑戦した食材・本人の反応なども書き添えてくれているのが視覚的にとてもわかりやすく、とても助かっています。

・・・

Q. 休み時間について / 休み時間はどのようにして過ごしていますか?

キャベツの場合
支援級のお友だちと校庭で身体を動かして遊ぶことが増えてきた
  • 短い休み時間は次の授業の準備やお手洗いで終わってしまうと思いますが、中休み(2時間目と3時間目の間の20分間)や昼休みは、最近支援級のお友だちと校庭に出て、サッカーやリレー、鬼ごっこをしているようで、お友だち同士で過ごすことが増えているそうです。
  • 先生は中休みや昼休みは、天気が良ければなるべく外で体を動かすように促しているようです。一緒に遊んだり、見守ったりとその時に応じて判断しているとのこと。
トーマスくんの場合
畑の水やりや絵本、たまに外遊びも!
  • 短い休み時間は次の授業の準備や、畑の水やりなどしています。
  • 中休みは絵本を見たり、たまに外遊びをしています。
  • 雨天ではビデオを観せてもらうこともあるようです。
  • 先生のお話によると、今のところ、外遊びはほとんどしていないようですが、その他は介助員さんや先生の目の届くところで自分のペースで過ごしているようです。声掛けなどはしてくださっていると思います。
Kくんの場合
みんなで過ごすこともあるけれど、ひとりで過ごす時間も好き
  • 皆と一緒に過ごす時もあるようですが、1人で過ごす時間も好きみたいです。
  • 外では遊具や鬼ごっこ、室内ではブロックを組み立てて遊んだりしています。
  • 先生は声かけをした後は見守り、1人でできるように視覚的配慮などで対応をしてくれています。
なおとくんの場合
支援級の隣にプレイルーム、いろんな学年のお友だちと交流
  • 支援級の教室の隣にプレイルームがあるので、色んな学年のお友だちが会いにきて一緒に遊んでくれているそうです。
  • 交流級の子に誘われて校庭に出る時は、みんなと遊べるように先生も一緒に混ざってくれているようです。
チビ助の場合
騒がしい場所を避けて図書館や支援級の段ボールハウスでまったり
  • 今はみんなとわいわい遊ぶより、静かに過ごすことを好むようで、支援級のおもちゃで遊んだり、雨の日は支援級に他児童も集まるので図書室に避難したりと自分の落ち着ける場所で過ごしているようです。
  • 先日、教室を覗いたら、支援級に置いてある段ボールハウスの中で同じ1年生の支援級のお友だちと一緒に本を読みながらまったり過ごしていました。

・・・

先生との関わり方あれこれ

Q. 交流級の先生と支援級の先生、それぞれの関わりはどうですか?

キャベツの場合
まずは支援級の先生との信頼関係をしっかりつくれた3ヵ月
  • 支援級の先生とはこの3ヶ月の間でお互いにどんな人なのか分かってきて、コミュニケーションもだいぶ取れてきています。
  • 時々、子ども側が素の感情をぶつけることもあります。
  • 交流級の先生からも、会うと交流級にいる時の様子をエピソード付きで教えてくださいます。
  • 交流級に行っても支援級の先生が付いてくださっているので、交流級の先生とはあまりたくさんの関わりはないのかなと思います。
トーマスくんの場合
支援級と交流級、タイプの違う2人の先生に本人も自分から関わろうとする姿勢
  • 主に指導してくださる支援級の先生が、きびきびしたタイプの先生なので、本人としては緊張感を持ちながら接しているんじゃないかなと思います。
  • 交流級の先生は、1年生の先生らしくふんわりした優しい雰囲気なので入学してからすぐに大好きになったようです。
  • 交流級で朝の会に参加しているようで、交流級の先生との関わりは少ないなりにも自分から挨拶をするようになったり、関わろうとしている様子が伺えました。

先生のここがすごい!

  • 靴をベロ付きのものにかえたときも、中までじっくりみて、「これはベロの両サイドがゴムで固定されているので大丈夫!ベロが奥まである靴は履くときにベロだけ中に入り込んでしまうので、片方を縫い付けてもらうようにしています」というようなところまでアドバイスをもらいます。
  • カッパの着方もランドセルがあってもひとりで着られるように、「反対側にまずカッパを置いてからバサッと着るように練習してください」というように目から鱗がおちたり。勉強以外のこともすごく学ばせてもらっています。
  • 左利きなので箸の使い方については、私もなかなか上手く教えられず、家では諦めていましたが、給食ではちゃんと使っていたり…先生の指導力に驚かされました。
  • 便秘がひどいときも、マッサージの方法を教えてくださったり、頼れる先生に感謝しています。
Kくんの場合
支援級の先生との信頼づくりは順調。交流級の先生と接する機会は現時点では少なめ
  • 交流級の先生は会えば声をかけてくださいますが、交流する機会が少なく、かかわる時間があまりないと思います。
  • 支援級の先生とは一緒に過ごす時間が多いので、信頼関係が築けているように感じます。
なおとくんの場合
持ち前の人懐っこさで全ての先生とコミュニケーション!
  • 人懐こい性格なので、交流級、支援級に関わらず全ての先生に声をかけたりしてコミュニケーションをとっているようです。
  • 支援級の先生はほぼ一緒にいてくれるので安心しきっていて、交流級の先生ともよく手を繋いでいるところを見かけます。
チビ助の場合
支援級の先生にべったり!だからこそ頑張れることも多い
  • 支援級の先生にべったり。特に全校一斉の活動などは先生と一緒にでないと輪に入れませんでした。雰囲気に慣れてきたあたりで、先生が他の児童との交流を促してくれているようです。
  • 交流級の先生にはまだ慣れていなくて、すごく警戒して、声をかけられると萎縮して「トイレに行きたい!(本人なりのクールダウンの方法)」と訴えます。夏休みが明けた頃にはそれもなくなり、交流級の先生に自分から話しかけることもできるようになりました。

先生の工夫になるほど!秋開催の運動会に向けての準備が始まりましたが、踊りの練習では右と左を間違えてしまうチビ助に、先生が右手にキラキラのシールを貼って、「キラキラの手を上げて!」と指示。周りのお友だちも「ほら、キラキラのほうを上げて!」などと教えてくれているとのことで、楽しく取り組める工夫がありがたいなと思いました。翌日には途中で、自分からシールを外して、間違えた時は「反対だよ!」の声掛けで間違いを修正できていたようです。

・・・

Q. 先生とのやりとりや連絡帳の活用で心がけていることはありますか?

キャベツの場合
家での様子や休みの日の楽しかったエピソードまで詳しく記入して情報共有
  • わからないことや伝えたいことは、なるべく詳しく記入しています。
  • 今のところ、登下校で先生と顔を合わせているので直接お話はできていますが、段々とそれもなくなってくると思うので、子どもの様子も含め詳しく、具体的に記入することは心がけています。
  • 家での様子(特にいつもと変わった様子など)や、先生方に共有していただきたいこと、先生から質問があればその回答、学校や休みの日の楽しかったエピソードなど。
  • 気になることや頑張ったところなど、日々の生活の中での出来事を記入してくださるのでありがたく思っています。
  • また療育園で行っていた「ソーシャルスキルトレーニング(SST)」を取り入れてくださった成果や、反応を教えてくださったりもしてくれています。
トーマスくんの場合
相談したい内容を連絡帳で事前にお知らせ、下校時にゆっくりお話しています
  • 毎日提出するので、日々体調の変化。
  • 発言や行動の小さな変化など(デイサービスでのことも含め)気付いたことがあれば記入しています。
  • 気になることは大まかに相談したい内容を書いておいて、下校時にお話したりしています。
  • 特に変わったことがなければ、家でどんな風に過ごしたか、便秘で相談もしているので、排便があったかなど。
  • 入学してしばらくしてから、「療育園からの引き継ぎの時点で不安しかなく、入学式の様子でどうなるかと思った。」と書かれたのはある意味印象的でした。
  • その後、ずいぶん頑張ってくれているので「いい子だったので、先生は手伝うことがなく暇でした(笑)」…というような内容だと、具体的に何があったと書いていなくても頑張りを感じることができます。
  • ベテランの先生の視点で、具体的にどの部分が成長していると書いてくださるので、普段気づかないところも気づくことができます。
Kくんの場合
登下校でしっかりお話。特別なことを記載するようにしています
  • 登下校で先生と直接お話ができているので、特別なことがあれば書いています。
  • 子どもが学校で不安に思っていることを書いたりします。
  • 『給食を完食しました!』の記載がある時はとても嬉しいです。偏食が多いので、何を食べたか記載があると、家でもチャレンジができるので助かります。
  • 今日の出来事や明日の予定について、他の児童(他学年)の記載もあるので、支援級全体の様子がわかるのと、今後の参考にもなります。
  • 頑張りや成果など、子どものことをよくみてくださっていて、日々感謝の思いです。
なおとくんの場合
給食完食の報告がとても嬉しい!クラスのお友だちとのやり取りもわかり、とても助かります
  • 日課帳で毎日やりとりをしますが、本人の様子を詳しく書くようにし、今はまだ送迎の際に先生と直接話をしています。
  • 具体的には放課後の過ごし方や、朝の起きてからの体調、機嫌などをメインに書き、宿題のつまづいたところなど保護者側の気になったことや気付いたことはなんでも書くようにしています。
  • 先生からはクラスのお友だちとのやり取りや、その日頑張ったことを事細かく書いてくれるので、日々の変化もわかり、助かります。
チビ助の場合
学校ー放課後等デイサービスー保護者で共有するのが目標。イラストの献立表に食べられたものを記録する方法がわかりやすい
  • 連絡帳の最後に利用している放課後等デイサービスや移動支援の連絡先を記載。放課後等デイサービスが利用後に出してくれる1日の様子の報告を書いた紙と1か月ごとにもらう報告書も許可をもらって最後に貼り付けて、先生と共有しています。
  • 支援級の先生に許可をもらい、放課後等デイサービスの方にも、連絡帳をどんどん覗いてもらってかまわないというようにお伝えしています。
  • テレビのクイズ番組で覚えたセリフを繰り返したり、ダンスやポーズを真似したりすることも多いので、本人が繰り返している行動・その時興味があることについての説明も書き添えるようにします。
  • 縦割りでの活動も多いので、他学年の児童との交流の様子、他の児童からこんなことを言われ、こんな反応をしていたなどの記載もとても参考になります。

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Q. 交流級のお母さんたちへの伝え方

キャベツの場合
懇談会のときにはキャベツのことを伝えるチャンス。先日は噛みつき事案発生

懇談会のときには、必ずキャベツのことを話すようにしているので、親御さんには伝わっているのかなと思います。

あと、これまで人を噛むということはしたことがなかったのですが、この前交流級に行った時にお友だちを噛んだという話を聞いて驚きました。理由を聞いたら席が隣の女の子の持っていた鉛筆を見せてほしいと言ったら、前回は見せてくれたのに今回はダメと言われてそれでキーッとなったらしいのですが、それで噛むかなというところはちょっと親として疑問は残るんですが、本人の話からはそれ以上わからないし、先生の話でもそうなので、ちょっとそれ以上の理由や状況がわからないのですが、今後、これがどう影響していくのかなというところも少し心配ではありました。

Kくんの場合
入学式で子どもたち・保護者に向けて息子の発達について説明

入学前、「子どものことについて交流級の保護者へ何かお話ししたほうがいいですか?」と先生に相談しました。
先生からは「できればお話ししたほうが、学校生活をスムーズに過ごせるのでは?支援級に在籍するということは、何かしら支援が必要な子、保護者の皆さんもわかっていると思うので簡単なあいさつでいいと思います」とのお話でした。

私もそのほうがいいと思い、入学式の日に教室で、私から保護者と子どもたちに「息子は同じ年齢の子に比べると発達がゆっくりなところがあります。支援級で学びながら、ときどきこちらのクラスに来て、一緒に学ぶ時間もあると思いますので、よろしくお願いします」というようなお話をさせていただきました。

子どもたちはどれだけ理解できたかわかりませんが、保護者の方からお子さんに伝えてもらうこともできると思うので、最初にお話しさせてもらえたことは良かったなと思います。

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Q. 放課後の過ごし方

キャベツの場合
放課後等デイサービスを利用。その後、学童も利用開始

月・水・金は、放課後等デイサービス(放デイ)を利用しています。

最終的に公共交通機関を利用して自分で通えるようになることを目標にしているので、あえて送迎はないという方針。

移動支援の時間数はもらえているけれども、実際は14時以降は移動支援の利用が集中するので動ける事業所さん・ヘルパーさんがいなくて利用できず、仕事にも影響しています。

移動支援をもらっていたのに1年更新だということを教えてもらえず使えなくなってしまったことがありました。1年生になると誕生月になるんですよね。

トーマスくんの場合
放課後等デイサービスと公文の二本立て

月・水と、月2回の土曜日に放課後等デイサービスを利用しています。

移動支援はもらえなかったので「本当にどうしよう!」って。ちょうどパートの仕事も始めたばかりだったので、本当に困りました。帰りはデイサービスが家まで送ってくれるので、それは助かっています。

火・金は公文に通っています。主に算数ですが、運筆・数字の練習とたし算をひたすらやっています。

公文に関しては、

  • 就学前から学校に行くことを想定して、机に向かうことに少しでも慣れておいてほしかった
  • 学校の先生以外の大人の人に教わる経験をしてほしい

ということが通わせる理由にありました。
2年続けた今、だんだんその成果が出ていて、長く座っていられるようになるなど、ちょっとずつの成長が見られています。

他の曜日は、家で好きなように過ごしています。

お友だちに誘われたりすることもないので、YouTubeで大好きな動画を集中して見ていることが多いです。
動画の見方もどんどん変化していて、今は9分割の画面でそれぞれ「エフェクト(フィルター)」がかかった状態で観るのがブームで、視覚的な刺激を楽しんでいるのかなと思います。

ほかにも、琉球グラス越しに観たり料理に使うボウルに反射させて観ていたり、色々な見え方を楽しんでいて面白いです。

一時期外に遊びに行きたがったのですが、お友だちともうまく関われなく、今はそういう気持ちはないようです。

Kくんの場合
放課後等デイサービスを利用。家ではYouTubeが大好き

水・金の週2回、放課後等デイサービスを利用しています。送迎もしてくれるデイサービスです。

他の曜日は、帰宅後、YouTubeを見て過ごすことが多いです。

なおとくんの場合
大好きなYouTubeにヒントを得て進研ゼミの「チャレンジ」スタート

うちも、もともとYouTubeが好きで、なにかゲーム感覚でできるものがないかな?ということで、進研ゼミの「チャレンジ」をやらせてみようと思いやらせてみたところ、本人がハマっています。

お姉ちゃんが週1回通っているピアノにも一緒に行くんですが、先生が「なおとくんもどう?」と声をかけてくださったので、今はお姉ちゃんの時間のうちの15分を使って、ピアノを教えてもらっています。

お友だちとは、お友だちやそのお母さんが誘ってくれているので、ほぼ毎日、遊ばせてもらっています。
この先どうなるかわからないけど、誘ってもらえる間は一緒に遊ばせてもらおうかなと思っています。

チビ助の場合
バスの移動支援をつかって週に3回、放課後等デイサービスを利用

週に3回、放課後等デイサービスを利用しています。遊びのほか、毎回、療育やソーシャルスキルトレーニングなどを取り入れたカリキュラムを受けられるのが魅力です。

仕事や家庭の事情で移動支援を利用しています。当初、車での移動支援を希望していましたが、事業所が見つからず、今は公共機関(バス)での移動支援を利用しています。

最初のころは、バスの中で好きな席に座れなくて泣いたり、混んでいることに不満を訴えたりしていたようですが、最近はきちんとマナーを守って利用できるようになりました。乗るべきバスの行先番号や途中のバス停の名前はもちろん、車内アナウンスまですべて覚えたようで、ゆくゆくはデイサービスが目標に掲げているひとりでバスで通う(バスに乗り込むところまでは放課後等デイサービスの方に見届けていただき、親が降車地点のバス停で待つ)ことができるかなと期待しています。

[おまけ] 夏休みの宿題について

キャベツの宿題

国語と算数のプリント/絵日記 2枚/生活表(起床・就寝の時間、天気、学習、お手伝いを記入する)/あさがおの観察/歯みがきカレンダー/ファミリー読書(無理のない範囲で、親子で時間を決めて一緒に読書をする。)

親と一緒にやらなければならないもの(ファミリー図書、国語と算数のプリントの丸つけ)があったので、必然的に一緒に取り組みました。
分からないところは聞いてくるので、一緒に考えたり、逆に聞き返したりしながら進めていきました。

トーマスくんの宿題

国語と算数のプリント/お手伝いカード(お手伝いするものを決めて、本人、保護者からの感想)/読書カード/夏休みの作品/歯みがきカレンダー/あさがおの種の採取(来年の1年生にあげるもの)/あさがおのつるの採取/あさがおの花の冷凍保存(あさがお染め用)

学校では個人に合わせた課題に取り組めていたようですが、家では甘えもあり、気分が乗らないと切り替えるまでかなりの時間がかかるので、本当にできるものだけをやりました。
※お手伝いカードの記入、読書カード、絵日記や作品などはできませんでした。

【支援級の宿題】
・生活表
・絵日記
※宿泊学習にむけて5~6年生はカレー作り(1~2回)、2~4年生はカレー用の野菜を包丁で切る練習がありました。

Kくんの宿題

宿題の量は通常級と同じくらい。
国語と算数のドリル(通常級とは異なるドリル)/絵日記 1枚/あさがおの観察 2枚/作品募集/学校図書 3冊(夏休み中のんびり読書)

国語と算数のドリルは一人で取り組み、終わったら親が丸つけ。分からない部分のみ親と確認しながら進めました。
絵日記、あさがおの観察、作品募集については、どのように取り組めばいいのか理解が難しかった為、親と一緒にやりました。

なおとくんの宿題

国語と算数のワーク 1冊/絵日記 2枚/あさがおの観察日記 2枚/計算カード/音読/自由研究(防火ポスター)/個人課題(本人と保護者、先生で相談して決めた課題)

自分で取り組ませてみて、分からなくて聞いてきたところは一緒に進めました。
絵日記などの文章は、話ながら何を書きたいかを考えてから一緒に文章をつくり、清書しました。

チビ助の宿題

基本的に交流級と同じもの。難しそうな問題は先生が回答例などを赤ペンで書き添えてくれていました。
国語と算数のプリント 計13枚/国語と算数の問題集/あさがお観察カード絵日記 2枚/歯磨きカレンダー/毎日日記(1行程度の記録)/音読カード 2枚/家の手伝い/作品募集

算数と国語については主に声かけと励まし。たし算ひき算はレゴブロックを用意して、視覚的に増減を確認しながら取り組みました。
あさがおの観察など継続して取り組めない宿題もありました。

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トーク終了後、ママたちに感想を伺いました!

トーマスくんママ /トーマスくん

支援級ママだけで話す機会は初めてでそれぞれの学校の取り組み方があることがわかり、興味深く、勉強になりました。
交流の頻度だとか、宿題はやっぱり個人個人の差があるから違いはある中で、子ども同士は支援級、交流級どちらでもそれなりに関われているのがわかり、喜ばしく思いました。
それ以外でも、情報交換や普段のモヤモヤなども共有できたりしていい時間でした。

できたらまた、その後のみんなの様子を話し合えたらいいなぁと思いました。

Kママ /Kくん

色々な学校の支援級の様子が聞けてとても勉強になりました。
どこの学校も一人一人に合った必要な支援を受けられる環境が整っているのだと感じました。
丁寧な配慮のお陰で子供達が楽しく学校に通え新たな成長も多く見られているように感じました。

鴨居小のお話‘支援級の子供達について話し合う授業’がとても印象的でした。
(インクルーシブ教育というものに入るのかな??)
同じ場で共に学びお互いを認め合い支え合う関係を育てていけるような学校が増えてくれるといいなと思いました。

なおとくんママ/なおとくん

みなさんの意見が本当にとても勉強になりました!

自分の子供が通う学校の中しか分からない現在、このような情報交換をできる場を作ってもらえることで、色々な不安だったこととか、拭えたなぁと思ったし、障害児や障害児の親ならではのあるあるを笑いながら話せたのが久しぶりだったので、嬉しかったです!

また、こういう機会があれば参加させてもらいたいなと思いました。

misa /キャベツ [sukasuka-ippoメンバー・『自閉症ママトーク』企画者]

今年3月まで療育と幼稚園の併行通園、現在は地域の小学校の支援級に行っているという、同じ立場のママたちとの座談会を今回開かせていただきました。

それぞれ小学校は違うけれど、それぞれの場所でしっかりと先生やお友だちなどのサポートを受けて、ゆっくりながらも一歩一歩前に進んで成長している姿のお話しが伺え、とても有意義な時間でした。

今回参加していただいた小学校に通う支援級の先生がベテラン先生だという学校が多く、子どもたちの目線で考えてくれていたり、勉強だけでなく生活面のサポートも手厚くやっていただいてる、などのお話もとても参考になりました。

今後ももう少し成長した頃にまたその後の様子などを聞ける場を設けたり、また自閉症児支援級の先輩ママを交えてのお話を伺ったりできる座談会を開けたら良いなと思っています。

ご参加くださったママさんたち、本当にありがとうございました。

sukasuka-ippo代表・五本木愛の視点

自閉症というのは100人いたら100通りと言われるくらい、それぞれに特性が違うと言われています。私も自閉症のお子さんに接する機会が多く、本当にみんなそれぞれ違うんだな…と常々感じています。

支援級についてもそれは同じで、学校によって在籍児童の人数も特性も先生の配置も違います。今回のトークで紹介された個々のサポートやアプローチはどれも工夫に富んで感心しましたが、その子にとって有益なことが他の子にも有益であるとは限りません。

でも、ここは共通しているなと感じたのは、みなさんが連絡帳や日々の送り迎えの時間をうまくつかって、支援級の先生と密に連携を取っているということです。

聞くところによると支援級の保護者同士が日常的に情報を共有する機会はそれほど多くないそうです。中には支援級に対して不安を抱えている保護者の方もいるかもしれません。

この企画を通して、ひとりでも多くの方に、支援級に求めること、交流級との関わり方、先生との連携の取り方について、多くの選択肢があり、ノウハウがあり、試行錯誤があることを感じていただき、支援級の可能性を共有できたらいいなと思います。

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sukasuka-talk『自閉症児支援級入学ママトーク』
トーク収録日/ 2017.07.13
参加者/ 3名 アンケートのみ参加/1名
企画/ misa・takeshima satoko
写真・加工/ ゆっぴー・うさぎのめろん
テープ起こし/ takeshima satoko
アンケート企画/ misa・takeshima satoko
アンケート実施日/ 2017.09

文・構成/ うさぎのめろん
編集/ takeshima satoko

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