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【ライフハック】ダウン症のナツは養護学校の2年生になりました。1年間で感じた成長、イタズラもパワーアップ!?

我が家のダウン症のナツは、4月から養護学校の2年生になりました


▲春休み中のナツ

入学してからの1年間を振り返ると・・・

先生方の愛情に包まれて、たくさんの成長を感じます。

まずは運動面。毎朝の歩行の積み重ねが…

養護学校では毎朝歩行の時間があります。

入学前は少し長く歩くと、すぐに抱っこを求めてきたり、しゃがみこんで休憩したりしていました。

ところが1年生になってからは、歩いている時に抱っこを求めてくることは全くなくなりました。

きっと毎朝の歩行が積み重ねになったんだと思います!

走ったり飛び跳ねたりするのも大好きです。

それから言葉。妹への声掛けにびっくり!

これはとても成長しました。簡単な会話ならできるようになりました。

でも、入学当初を振り返ると、

  • 養護学校に入れてしまって大丈夫かな?
  • 普通の小学校の支援級の方が周りのお友達から学ぶかな?

と正直、養護学校という選択が言葉の成長にどう影響するのか心配していましたが、想像以上に伸びました。

最近、びっくりしたのは、散歩中に妹に向かって「ハナ、くるま、気をつけて。あぶないよー」と言ったり(ほぼ私の真似ですが)、私が「今日はこれからみんなで○○に行くよ!」とナツの好きな場所を言ったりすると「やったー‼」と両手を挙げて喜んだりするようになりました。

それから「分かった」「いいよ」「そうだね」などの相槌も状況に合わせて使えるようになりました。

「おはよー!」「バイバイ!」「ごめんね」「ありがとう」などの挨拶や「大丈夫?」と相手を気遣う言葉も言ったりします。

全く知らない人にも戸惑いなく話しかけるので、困るときもありますが…。

学習面でも、数字や文字への興味がより深くなりました

今までは「いーっぱい!」か「ない」か、量についてはそれくらいの区別しかしなかったのが、「2個?」とか「3個?」などと目の前の物の数を私に聞いてきたりするようになりました。

お絵描きのように、数字やひらがなを書いて遊んでいる時もあります。意味に関してはまだあまり理解していないのかもしれません。


▲1年生の冬の作品。先生に聞いてみると、たまたま「き」が書けたそうです。

生活面ではたくさんの変化がありました。お友だちとの関わり・身の回りのこと・家事のお手伝いも!

お友だちと関わって遊ぶことが増えて、学校のお友だちの名前を家で私に教えてくれるようになりました。
2年生になってクラス替えがあったのですが、私に「○○君!」と一緒のクラスになったお友だちを教えてくれました。

着替えや食事の仕方など身の回りのことは、まだ少し手伝いが必要ですが、少しずつできることは確実に増えています。
トイレに関しては、学校ではパンツで失敗なく過ごせる日が増えたのですが、家に帰ると、やる気がなくなるようで、トイレを教えてくれる時もありますが、こちらが誘っても嫌がることが多いです。出かける前やお風呂の前などきっかけを見つけて、誘うようにしています。

それから、家事のお手伝いをよくしてくれます。食器をテーブルに並べたり、こぼして汚れたらふきんで拭いたり。
脱いだ服を「洗濯のかごに入れてきてー!」と言うと「はーい!」と素直に入れにいきます。戻るときに他の洗濯物を持ってきちゃったりしますけど、とにかくお手伝いは大好きです。

一方で、困りごとも!?それは、イタズラです。

スーパーでの買い物もまだまだ大変です。

最近のスーパーでの出来事といえば…

  • 売り物のリンゴをボーリングのように転がした!(買取り決定)
  • 大好物のブロッコリーを手に取ってかじった!(またまた買取り決定~)
  • 山積みのトイレットペーパーのいちばん下を抜き取り、トイレットペーパーの雪崩が起きた(必死で謝罪!涙)

などなど…

家でも、物を投げる、落とす、散らかす、などわざとイタズラをして私が慌てるのを見て喜ぶ、という感じです。

自分のやったことで、周りが笑ったりすることが大好きで、変な顔をしたり踊ったりして笑わすのですが、それがエスカレートして、ひどいイタズラに発展していくようです。
家にいても外にいても、まだまだ目が離せないナツです。

それからもうひとつ。
自分の口の前で手をひらひらとさせる癖がなかなか治らないのが親としてはちょっと気になるところです。

ナツはとにかく学校が大好き!

まとめると、養護学校で1年間過ごしてみて、私が望む「本人が楽しく過ごす」という想いの通りになっていると思います。

ナツは学校がとにかく大好きです。先生方のことも大好きです。
そして養護学校の良いところでもありますが、何事にも手厚いのはもちろんですが、先生方が本当に愛情を持ってナツと関わってくださっているのが伝わります。毎日の連絡帳で学校での様子はよくわかりますし、体調に関しては、自分で体調の変化を訴えられないので、親としては心配でしたが、先生方が細かく気にかけてくださっているので、こちらも家での様子を伝えたりして連携がきちんと取れました。

そして、親が学校に行く機会もあるので、実際に自分の目でナツの様子を見たり、先生から直接話を聞くことも多かったと思います。

2年生になり、今度はどんなことを覚えて、どんな成長をするか、楽しみです。そしていつまでも素直で笑顔いっぱいのナツでいてくれるのが私の願いです!

・・・


朝のバスポイントにて、妹のハナと

2017.04

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reiko

確率1000分の1のラッキーボーイ☆ダウン症の息子は今、7歳。おしゃまな妹もいます。子どもたちにたくさんの感動を与えてもらっています!
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